民間救急における看護師の役割

民間救急における看護師

民間救急車に看護師が同乗して付き添うことにより、利用者(患者)様の一般状態を観察し、急変等に早急に対応することができます。
また、酸素や輸液などの継続処置が可能です。

看護師のできること

・継続処置

酸素や輸液(病院または利用者様が使用されている物)などの継続処置が可能です。
また、万が一ルートトラブルがあった場合は、医師の指示の元、刺しかえまたは抜糸いたします。その際に必要とするものは全て病院側で用意して頂きます。

・観察

バイタルサイン(T,P,R,BP,JCS)に加え、表情、顔色、皮膚色、体動等、全身を注意深く観察します。
患者様の様子、モニター機器の値や警報などを注意深く観察し、急変に対応します。
血圧計、体温計は車内に常備しているほか、医療機材の持ち込み(輸液ポンプ、シリンジポンプ、吸引器など)に対応するため、100V電源を準備しております。

・介護

搬送中、必要があれば身体介護(食事、排泄、体位変換、保清など)を行います。

・排泄介助

オムツ、おしり拭き類は利用者様に持参して頂きます。トイレを使用される場合は、事前に移送ルート間で介助用トイレを確認し、休憩の際に介助させていただきます。

・食事介助

長距離にて食事をはさむ場合は休憩時に介助を行います。食事は利用者様に持参して頂きます。

・内服

移送中内服の必要がある場合は、処方箋のうつしを情報提供書と一緒に提出して下さい。

・救急

患者様の容態が急変した場合、安全第一に対処致します。

ケース1:急激な意識レベル低下後、心肺停止状態に
すぐに車を停車し、消防救急へ乗せ換え要請、消防救急到着までは心肺蘇生法を実施。 消防救急到着後、応急手当を引き継ぎ消防救急が側近の医療機関へ搬送。

ケース2:利用者様が憎悪傾向にある場合
すぐに主治医へ状況を連絡、患者様の容態を連絡しながら搬送を継続するか指示を受けます。
主治医の判断で搬送を中止する場合、消防救急へ乗り換え要請。すぐに車を停車し、消防救急到着まで主治医の指示に従い応急手当を実施。消防救急到着後、応急手当を引き継ぎ、消防救急が主治医の指示のもと搬送元へ引き返すか側近の医療機関へ搬送。
搬送継続の場合は、主治医の指示のもと安全に搬送を続けます。

・感染予防

多剤耐性菌、ノロウイルス等、感染症の患者様の場合は、同乗される方々にもガウン、マスク、手袋などを車内に準備してありますので着用して頂きます。搬送後は適切な方法で車内を消毒します。

・申し送り

搬送中の患者様の状態を、時間毎にフローシートに記入し、搬送先・搬送元へ克明に申し送ります。
また、出発時刻、到着予定時刻を搬送元へ連絡します。搬送先へ到着したことを搬送元へも報告します。

・事前訪問

・移送元が必要と判断した場合
・当社で必要と判断した場合
・ご家族からの希望があった場合
このような場合、搬送前に、患者様の状態に合わせ搬送乗務員が訪問致します。
事前訪問を行うことで、少しでも不安を軽減でき、信頼関係を築けるよう心がけます。
看護師同伴依頼の場合、情報提供表を予約受付表と一緒にご提出下さい。その時に、事前カンファレンスが必要な場合はお知らせ下さい。日時などご指定頂ければご希望に添います。
基本的には、当日の朝に患者様の状態や留意点など申し送りして頂きます。

NPO法人 北海道ライフケア協会 福祉輸送グループ
〒078-8330 北海道旭川市宮下通18丁目606-5 1F
TEL:0166-38-6535 / FAX:0166-38-6538